AKBの書店にて何か面白そうな本がないかなぁと。
今日の1冊 MATLABによる組み込みプログラミング入門
http://www.cqpub.co.jp/hanbai/books/37/37171.htm
仕事でMATLABを中心に評価環境を構築して行きたい。
スタンドアロン波形評価→ドライブ制御まで到達し、
今後はオシロ制御、配布用プログラム作成が
個人的に身につけたいスキル。

本に書いてあったこと
・MATLAB Compiler
 配布用プログラム作成にはコンパイルをする必要があり、
 MATLAB Compilerはそれをやってくれるtool box。
 説明が分かりやすくていい。

・MATLAB Simulink
 システム制御の分野で使えるもの。
 ブロック線図を描いて、入力を与えると出力波形を
 容易にシミュレートすることを可能にするもの

 研究室時代、電流の立ち上がりに生じるオーバーシュートを低減
 させるためにはダンピング抵抗として幾つを設定したらよいか
 というLCR回路の課題を解くために使ってみようと
 試みたことがある。面白そうなのでプログラムは組んだものの
 実行させても動かない。はて?
 結局、手計算で解いたなぁ。難解だったw
 本によると表示ウインドウを予め立ち上げておく必要が
 あったとかどうとか。ふぅ〜。

 本にはSimulinkの使い方だけでなく、常微分方程式の解法も
 書いてあって懐かしい感じがした。
 サーボ屋さんはこの制御分野の話し方をするので
 感覚で理解できるようにしておきたいところ。

他、気になった本
・波形の特徴抽出のための数学的処理
http://www.cqpub.co.jp/hanbai/books/37/37151.htm
そういえば昔、研究室の先輩がウエーブレット変換を使いたいんだよなって
つぶやいていたことを思い出した。
どんな内容なんでしょう?

・ディジタル・エラー訂正技術入門
http://www.cqpub.co.jp/hanbai/books/33/33971.htm
HDD業界ではエラー訂正符号として、RS-Codeが一般的だが
最近はLDPCという反復復号方式がSNゲインをより上げられると
いうことで注目されてきていたりする。
あと、課に入ってきた新人さんが信号処理屋さんなので
今後はそういった分野の報告が多くなってくるのだろうか。
負けたくないという気持ちではなく、
信号処理に関して会話を出来るように
しておきたいというところだろうか。
彼女が成長していくの同時に自分も学んでいけたらと思う。
それには基礎を知っておくことが当然必要でしょう。
何事もスタートが肝心だ。なんだかやること沢山あるな〜。
情報理論から勉強し直しかなぁ…(汗
多変量解析のお勉強。といっても難しいことはやってなくて
ただひたすら「多変量データ解析入門 朝倉書店」と「図解雑学 多変量解析」を読んでいました。前者は教科書的で硬いので、後者の図解雑学を中心に読んでましたね。図解雑学は数式や計算過程よりもイメージを植えつけることを重視して書かれているので、導入編として参考になります。

実験で計測したデータから何を見出せるか、それをどう生かしていくか、それを助けてくれるのが多変量解析でしょうか。

いま一番知りたいことは
 y=f(x1,x2,…,xn)
の関数があって、各々の入力変数xiが
 min(xi) ≦ xi ≦ max(xi)
であるとき、yの取りうる範囲はどのようになるか。
また入力変数xiはyに対してどの程度影響を与えるのか
定量的に示すこと。

さて、使える方法があるかな?と読んでみる。

・重回帰分析
目的変量を説明変量でどれだけ説明できるか。
 y:目的変量
 x:説明変量
 y=a1x1 * a2x2 * .... * anxn … (1)
 yに対して影響を与えそうな説明変量xを自分で決めて、
 直線からの残差Σ(y-yi)^2が最も小さくなるように
 各々の説明変量xがyに対する影響度aiを決定する。
 
 (1)式が有意であることを説明できれば、
 この回帰式を持ちいて目的変量yを
 表現することが可能となる便利な方法。
 
 理論式が分からないときは使えそうですね。

・主成分分析
 ある角度から見ると同じなんだけど、
 別な角度から見ると見分けがつく、
 その方法を提供してくれるツール。
 
 使う機会あるかなー

・因子分析
 変量を様々な因子に分解して、変量のとる値を左右する
 要因を探ることができるツール。
 
 ここでわかった因子って結局何?

・判別分析
 何組かの変量のグループがあったときに、
 それらの境界線を引くツール。
 
 なるほど〜

まぁ、何となくわかったようなわかっていないようなw
結局課題には使えなそうだということがわかったので、
課題は実験計画法(3水準)という別な方法を使ってまとめましたw

でも、色んな分析方法があるだなと勉強になりました♪

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